シーオッタークラッシックレースレポート

シーオッタークラッシックのレースレポートです。

大会名：シーオッタークラッシック
日時：2007年4月12〜15日
場所：アメリカ・モントレー
結果：DS６位、DH１２位

アメリカ最大級のサイクリングフェスティバル、シーオッタークラッシックが今年もカリフォルニア州モントレーで開催されました。
シーオッターは、本格的なレースと言うより各メーカー、チームのお披露目の場という感じなので、2003年以降シーオッターには行く機会がなかったのですが、今年からインテンスバイクに乗ることになり、海外遠征の際にお世話になるMSインテンスファクトリーチームとの顔合わせ、そして何より今年のチーム『FUNFANCY/INTENSE』のスタートを切るため、行くことになりました。

まず現地でインテンスでシーオッター用に用意してもらった6.6バイク、そして661でレースジャージ等をピックアップ。
徐々にチームが形となって動き出しているのが、とても新鮮で嬉しかったです。
そして、MSインテンスファクトリーチームのマネージャーやライダーにも会い、だんだんとコミュニケーションが取れてきて、不安が一つ解消されました。

＜デュアルスラローム＞
シーオッタークラッシックの名物と言って良いデュアルスラロームレース。
スラロームは2003年のシーオッターぶりだったので、すごく楽しみにしていたレースでした。
しかし、朝から雲行きが怪しく、コース試走の終わりから雨が降り始めてしまいました。
そして、試走終了後１１時から予選が始まるはずでしたが、雨風が激しくなり一時中止。
１３時より試走がスタートすることになりました。
タイヤをマッドタイヤに履き替え、再びコースへ。
ここの土質は、海に近いせいか砂なので、思いのほか乾きが早く、それほどドロドロではありませんでした。
１３時過ぎようやく予選が始まりましたが、普通赤ライン、青ライン１本ずつ走りますが、今回は時間の関係上片方のライン１本のみ。
そして、走る順番は決まっていなかったので、雨が再び降る前に走ろうと早めに並んで予選を走り、６位でゴールしました。

＊予選結果＊
１位サブリナ・ジョニエ
２位ジル・キントナー
３位レイチェル・アサートン
６位末政実緒

・決勝第１ヒート
第１ヒートは、予選１１位のリアナ・ジェラード選手との対決。
１本目、スムーズな走りが出来て勝ちました。
２本目、相手が約１秒半上回らなければ私の勝ちなのですが、もし私が転倒してしまったりすると上回ってしまう可能性があるので、ちょっと慎重に走りました。
慎重に走り過ぎたせいか、同じぐらいでゴールしましたが、無事第１ヒートは勝ちました。

第２ヒートは、予選３位のレイチェル・アサートン選手との対決。
予選前にマッドタイヤに履き替えて走っていた私ですが、コースは乾きが早くそれほど必要性がなくなっていました。
そして、スタート台のベニヤ板とマッドタイヤの相性がとても悪く、マッドタイヤを履いた選手のほとんどがスタートでタイヤが空転して滑っていました。
私もその一人で、今回のヒートもスタートで滑り出遅れ、１本目負けてしまいました。
２本目もあまり良いスタートではなかったのですが、前半のフラットターンセクションまではアサートン選手に同じペースで走っていました。
しかし、その後のバームセクションから離されてしまい、第２ヒートでスラロームは終了しました。

＊決勝結果＊
１位サブリナ・ジョニエ
２位ジル・キントナー
３位レイチェル・アサートン
６位末政実緒

＜ダウンヒル＞
丘に作られたシーオッターのダウンヒルコースは、決して本格的なダウンヒルとはいえませんが、ジャンプ、バームやドロップオフなどがたくさん作ってあり、楽しいレイアウトとなっていました。
なだらかな丘に作られているので、当然登り返しやフラットな漕ぎセクションも多数あり、楽しいだけでなくかなりキツいコースでもありました。
シーオッター最終日の行われたダウンヒル、予選なしの決勝１本のみのレースでした。
天候は前日のスラロームと打って変わって晴れ。前日の雨の影響はほとんどなく、逆に路面のグリップが増してちょうど良い感じでした。
ジャンプセクションは、練習の時より速く上手く気持ち良く走れていたのですが、漕ぎが多くなるにつれてペースダウン。
気持ちは前に行こうとしているのですが、脚がついてこず。。。
そして結果は１２位と、順位が走りを物語っていたシーオッターのダウンヒルでした。

＊決勝結果＊
１位レイチェル・アサートン
２位フィオン・グリフィス
３位メリッサ・ビョウ
４位サブリナ・ジョニエ
５位キャシー・プルイット
１２位末政実緒

今回、結果はともあれ無事FUNFANCY/INTENSEとしてのスタートを切ることが出来、正直ホッとしました。
もちろん、まだまだ始動したばかりで色んなことが起きるとは思いますが、今シーズンは最高だった！と思えるようなシーズンにしていきたいと思います。
５月から本格的にワールドカップシーズンが始まります。
どんなことがあっても、明るく元気に前向きに頑張りたいと思います！
今シーズンも応援よろしくお願いします。

Team FUNFANCY/INTENSE
末政実緒

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FUNFANCY：INTENSE CYCLES, SIXSIXONE, ROYAL, e-thirteenなどを取り扱う代理店だけでなく、ARESBYKESやCHRONICDELIGHTなどオリジナルブランドも持つ、クリエイディブな会社です。

INTENSE CYCLES：MTBライダーが一度は乗ってみたいと憧れるバイク、インテンス。カリフォルニア州テメキュラにあるインテンスファクトリーで全てのフレームのアイディアが生まれ、そしてハンドメイドで作られています。

Comments

[投稿情報: hantin]

ミオちゃん新しいスタートおめでとう！結果はぼちぼち、まずまずかな？・・・・・・・あせらずがんばりましょう。

[投稿情報: mio]

hantinさん、書き込みありがとうございます。
焦らず頑張りたいと思います！！