大会名:UCIマウンテンバイクワールドカップ第4戦
場所:カナダ・モンサンタン
日時:2006年6月22日〜24日
順位:予選29位、決勝17位
ワールドカップの定番コース、カナダ・モンサンタンでワールドカップ第4戦が開催されました。
コースは全長3.2kmと他のコースに比べると長く、ハイスピードセクションがメインで所々にシングルトラックがあり、路面は岩だらけで腕が疲れるコースでした。
試走1日目は朝からあまり天気が良くなく、午後からは大雨でコースが川になってしまい、コースが一気荒れてしまいました。しかも、レース日の天気は晴れの予報だったので、1日目はコースを覚える程度にとどまりました。
2日目は晴れましたが、前日の雨で午前中は滑りやすい状態でした。雨用タイヤも試しましたが、思いのほかコースの乾きが早くすぐにドライタイヤに替え練習を続けました。だんだんとコースやラインも覚え、スピードも上がってきたのですが、それと同時にコースが乾きどんどんとスピードも出やすくなり、埋まっている岩も1日目の雨でたくさん出てきていて、パンクのリスクが高くなってきて、2日目の最後でパンクをしてしまいました。少し空気圧を高くし次の日のレースに備えました。
レース日は雲一つない晴れ。ハイスピードセクションは完全にドライで、シングルトラックは水がしみ出している所はあるものの、ほぼ完璧なコンディションの中レースが行われました。
予選前に2本試走しましたが、思い通りに走れ良い感じで予選に挑む事が出来たのですが、練習よりかスピードが上がっていたのか、スタートして数百メートルの直線で前後のタイヤがパンクしてしまいました。もちろん、まともに走れる状態ではなかったのですが、もし出走数が30人以下の場合はゴールさえすれば決勝に行けるので、あきらめずに最後まで降りる事にしました。
1. Tracy Moseley 5:30.14
2. Sabrina Jonnier +8.55
3. Marielle Saner +8.58
4. Rachel Atherton +13.84
5. Helen Gaskell +19.46
29. 末政実緒 10:16.88
幸いにも予選出走数が29人だったので、決勝に残る事が出来ました。
予選よりも少し空気圧を高くして決勝を走り、前半はシングルトラックで少しミスはあったものの、ハイスピードセクションでは良いペースで走っていました。しかし、中盤のハイスピードセクション辺りでまたフロントタイヤをパンクさせてしまい、決勝は17位に終わりました。
1. Sabrina Jonnier +5:25.22
2. Tracy Moseley +2.15
3. Marielle Saner +8.05
4. Rachel Atherton +13.01
5. Emmeline Ragot +15.57
17. 末政実緒 +41.65
まさか予選、決勝ともパンクするなんてと思いましたが、これをきっかけにもっと加重抜重を意識して、空気圧が高くてもグリップさせる乗り方、パンクのリスクの高い場所のこなし方をもっと上手く出来るようになればと思います。
次はブラジル大会です。初めてのコースですが、全力で頑張りたいと思います。
Team OKAWA
末政実緒
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