シーオッタークラッシックレースレポート

大会名：シーオッタークラッシック
日時：2008年4月18-20日
場所：アメリカ・カリフォルニア州モントレー
天候：晴れ
順位：DH:12位、DS:6位
バイク：DH: INTENSE 6.6、4X: INTENSE SPIDER
タイヤ：DH: INTENSE FROlite DH2.35(F), INTENSE FROlite Edge2.35(R) DS: INTENSE EXlite SYSTEM4

2008年シーズンはアメリカ・カリフォルニア州モントレーで開催された『シーオッタークラッシック』から始まりました。
去年お世話になっていたMS-INTENSE FACTORY RACING TEAM、今年から正式にチームメンバーとして走ることになり、チームライダーも昨年から一新したので今回のレースが初顔合わせとなりました。
このシーオッタークラッシックはプロレーサーの大会と言うより、色んな種目、カテゴリーのレースが常に行われ、バイクの試乗や各メーカーはここシーオッターでニューバイクやニューパーツをお披露目の場など、参加型のイベントといった感じです。

今回残念ながら、まだダウンヒルバイクは組み上がっていなかったのですが、ここシーオッターのダウンヒルコース向きのバイクINTENSE 6.6を用意してもらい、デュアルスラロームでは真新しい4Xバイクで走ることになりました。

＊デュアルスラローム＊
去年振りのデュアルスラローム、去年は大雨で全てがむちゃくちゃでしたが、今年は幸い雨は降らず穏やかなデュアルスラロームになると思いきや、強風（向かい風）でかなり大変なレースとなりました。
出来上がったばかりのバイクでしたが、バイクにすぐ馴染むことが出来たので、何の問題もなく走りに集中することが出来ました。

予選１本目（赤コース）では、転倒はしなかった物のフロントタイヤが何度か滑り、あまり良い走りが出来ませんでしたが、２本目（青コース）では安定した走りが出来て予選は６位でした。
ちなみに、予選は赤、青コース１本ずつ走りその合計のタイムで順位が決まります。

第１ヒートは、予選１１位のケイティー・ホールデン選手との対戦で、ミスもなく無事に第１ヒートを勝ち抜けました。
第２ヒートは、予選３位のメリッサ・ビョー選手との対戦。
得意の青コースからのスタートで、前半はほぼ同じペースでしたが、最後のスプリントで一歩及ばす。
赤コースも負けてしまい、デュアルスラロームは６位でした。
第２ヒートで負けでしたが、バイクとの相性も良くて、オフにバーム（バンク）の練習をした成果も感じられ、去年より手応えのあるデュアルスラロームでした。

１位サブリナ・ジョニエ
２位メリッサ・ビョー
３位フィオン・グリフィス
６位末政実緒

＊ダウンヒル＊
シーオッターのダウンヒルは、傾斜のあまりないところに作られているので、テクニックよりもどれだけ重いギアを漕げるかで勝負が決まるコース。
あまり得意ではないコースですが、出せる限りの力を出して走りました。
前半のジャンプセクションでは勢いが良かったのですが、後半につれてだんだんとペースダウンしてしまい、１２位に終わりました。

１位メリッサ・ビョー
２位フィオン・グリフィス
３位サブリナ・ジョニエ
１２位末政実緒

３月にあったJCF強化選手の体力測定でも指摘されたパワー不足。私が一番不足している物がこのコースでは一番重要で、その弱点が結果としてはっきりと表れた今回の結果でした。
ワールドカップ開幕まで残り３週間となりましたが、私が不足しているパワーを少しでも付け、そして新しく組み上がるDHバイク（M６）でテクニックを磨いて、ワールドカップシーズンを迎えたいと思います。

今年も応援よろしくお願い致します。

MS-INTENSE FACTORY RACING TEAM/FunFancy
末政実緒

Comments

[投稿情報: 浅沼っす]

お疲れ様っす！
ｍｉｏさん、いつも私の知らない世界のレース詳しくレポート、勉強になります、漕ぎの多いＤＨコースなんですかぁ～忙しい中我々ファンにわかりやすいレポートありがとうございます。
頑張って下さい！