大会名:UCI MOUNTAIN BIKE WORLD CUP
日時:2008年10-11日
場所:スロベニア・マリボア
天候:晴れ、ドライコンディション
順位:DH8位、4X15位
バイク:INTENSE M6(DH) INTENSE SPIDER(4X)
タイヤ:DH: INTENSE DH2.5(F) INTENSE EDGE2.35(R) 4X: INTENSE C.C(F) SYSTEM4(R)
2008年のワールドカップはスロベニア・マリボアで開幕しました。
マリボアは昨年最終戦で4Xで2位になった縁起のいい場所ですが、先週末世界選手権のテストレースで肩を負傷。
幸い大した怪我ではなかったものの、まだ完治していない状態だったので様子を見ながらレースプラクティスに挑みました。
4X
斜度があるコースで、コーナリングはタイトかつ砂利で滑りやすく、スタート直後の直線ジャンプセクション後の第1コーナー。第2コーナーはとても滑りやすい状態でした。
そして、後半には大きなジャンプが2つがあり、難易度の高いコースでした。
練習で後半の2つの大きなジャンプを飛ぼうとしましたが、1つ目はクリアしたものの、2つ目がどうしても飛ぶ自信が持てず、結局飛べずじまいでした。
*予選*
スムーズにコーナーやジャンプはこなせて、良いペースで走ることが出来ましたが、後半のジャンプが飛べず予選は4位。
1位アネケ・ベーテン
2位フィオン・グリフィス
3位メリッサ・ビョー
4位末政実緒
*決勝*
第1ヒートのメンバーの中で私が一番予選の成績が良かったので、1番手でレーンチョイスをすることが出来、スタート後の左コーナーに備え一番左のレーンをチョイス。
スタートしてすぐ、隣のスイス人ライダーがどんどん左に寄って来て、肘で押してきました。故意に押して来ている感じがすごくしました。
私は一番左なので行き場を失い、小さなドロップオフを越える寸前で転倒。
しばらくその場から動くことが出来ずDNF。第1ヒート、数秒で第1戦の4Xは終わってしまいました。
1位アネケ・ベーテン
2位アニタ・モルチェック
3位フィオン・グリフィス
15位末政実緒
ダウンヒル
ダウンヒルのコースは去年とほぼ同じで、前半は右左とコーナーが連続し、ハイスピードゲレンデセクション、そしてロックセクション。その後ハイスピードのシングルトラックが過ぎるとゴール。
とてもハイスピードで漕ぎコースというより、コーナリング重視のコースでした。
シングルトラックは木の根と石が多く、雨が降れば大変なことになっていたと思いますが、幸い練習日を含め晴れが続き、ドライコンディションでレースが行われました。
前週イタリアで開催された世界戦テストイベントの4Xで転倒した際、肩を負傷したのが少し響いていたので、練習は少し抑えめに走らないと行けませんでしたが、バイクのセッティングを考えたり、ライン選びを重視しながらコース試走をこなしました。
日曜日に行われたDH、前日の4Xで転倒で一瞬出られないのかと心配しましたが、なんとかレースに出ることが出来ました。
完璧なコンディションではなかったので、1ポイントでも欲しかったのでとにかくトップテンに入ることを目標に走ることにしました。
*予選*
体の調子を見ながら走ろうと思いましたが、走ってみると意外と調子が良かったので良いペースで走ることが出来て、5位で予選を通過しました。
1位レイチェル・アサートン
2位フロリアン・プジン
3位フィオン・グリフィス
4位エミリー・ラゴー
5位末政実緒
*決勝*
予選が思った以上に良かったので、この順位をキープするのを目標に走りました。
攻めて走るよりも、落ち着いてきっちりとラインを走る方がロスなく走れるかと思い、落ち着いて走ったのですが、スムーズには走れたものの裏目に出てしまい決勝は8位でゴール。
1位サブリナ・ジョニエ
2位レイチェル・アサートン
3位エミリー・ラゴー
4位フィオン・グリフィス
5位フロリアン・プジン
8位末政実緒
初戦からついてなかったですが、大事に至らず本当に良かったなと思います。
ダウンヒルの決勝ではちょっと欲が出てしまいましたが、目標のトップテンに入りポイントも獲得出来たので、今回はよしとしたいと思います。
第2戦はアンドラ大会です。体調を整えて次はトップ5を目指して頑張りたいと思います。
MS-INTENSE Factory Racing Team/FunFancy
末政実緒
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